アレルギーで苦しむ女性

最近はテレビ番組などで特集が取り上げられているアレルギー。実に様々な種類があり食べ物だけではなく金属や花粉などがあります。一歩間違えれば死にもつながるので自分が何アレルギーかを知ったほうがいいと思います。

自分が何アレルギーかを調べる方法

自分が何に対してアレルギーがあるかを調べるには、皮膚科で血液検査をすることです。保険が適用された場合でも7千円ほど費用がかかりますが、スギ、ヒノキからハウスダスト、蛾、食品に至るまで、幅広い成分に対するアレルギーの程度がわかります。アレルギーの数値を棒グラフに表した報告書も渡されますので、自分のアレルギーを詳しく知ることができます。自分が気づかないでいたアレルギーがあることが、わかる場合もあります。IGE抗体値も出ますので、自分が現在、アレルギーが強くなっている状態かどうかもわかります。皮膚科では、自分が希望しなくても、アレルギーがひどい場合は医師の判断で検査に回されることもあります。花粉症の治療で通っているところで検査されることも、あるかもしれません。医師の側から検査することがなさそうなときは、自分からアレルギーを調べる血液検査をしたいと言ってみてもよいでしょう。その場合は、保険が適用されず、費用は2万円から3万円ほどかかる可能性があります。皮膚科によって、検査機関が違うため、検査項目も多少異なります。食物の数値は、あまり参考にはならないようです。そのため、検査結果を見てすぐ摂取を止めたりする必要はありません。あくまでも現状優先です。食品以外でも、検査結果の数値と現状が異なることはあります。測定不能なほど数値が高いとされたアレルゲンに対して、なんの症状も起きていないことも珍しくありません。パッチテストをするという方法もありますが、それだと皮膚がたとえ一部であっても炎症を起こす可能性があります。血液検査なら、注射針を刺して血液を採取することにはなりますが、皮膚がかぶれなくて済みます。

アレルギーは時間が経過すれば治る?

花粉症などのアレルギーなどの場合には、飛んでいる花粉の粉末によって、アレルギーが引き起こされるため、時間が経過をすれば治ることがあります。つまり、花粉の粉がよく飛んでいる4月から5月などを過ぎれば、花粉症の症状である、鼻水がたくさん出てしまう、目が異常なまでに痒い、目がとても辛い、痒すぎる、顔が腫れぼったくくしゃみが止まらない、このような症状は、消えていきます。ただ、とても敏感な花粉症のアレルギーの方であると、このような5月などの花粉症のシーズンを過ぎても、少し山林に入っただけで、アレルギーが再発してしまうことがあります。そのため、皮膚科で出された薬などを手放せないことが多々あります。また、一方でココナッツアレルギーなどの場合などには、ココナッツを食べなくなれば自然と治癒していきます。ただ、再び、ココナッツを食べてしまうと当然ですが再度、ココナッツアレルギーが再発してしまい、顔が腫れぼったくなる、喉がかゆくなる、このようなことはあります。これは、とても敏感な人の場合には、ココナッツだけでなくナッツ類などもダメであり、知らず知らずのうちに、ナッツ類であるピーナッツであれば良いのか、と思い食べてしまったところ、ココナッツアレルギーと同じような症状が出るケースがあります。しかし、医師から指摘された食べ物、上記であればココナッツなどのナッツ類がダメであると言われた場合には、食べないようにしていくことで、次第に顔の腫れぼったさもおさまり、自然に治る傾向にあります。ただ、その間のアレルギーの痒さは、とても酷いものであるため、医師の先生にお願いをすれば、強いかゆみ止めを処方してくれるなどの対応をしてくださいます。

アレルギーの遅延型と即時型とは

日本では食物アレルギーを発症する人が年々増加傾向にあります。なかでも子供の発症が高いとされています。ただあまり知られていないですが、ミルクを飲んで発症したり離乳食を初めてから発症したというような幼少期に発症した場合は年齢を重ねるに連れて食べられるようになる事が多いです。食物アレルギーには簡単に言うと即時型と遅延型の2つのタイプに分けられます。即時型とは、食物を口にしたり触れたりしたした時に15分~30分、遅くても2時間以内にはアレルギー症状が出るタイプです。遅延型は2~3日経ってから湿疹等の症状が出るとされています。気を付けたいのが即時型のタイプです。即時型は食べてすぐに痒みや湿疹、嘔吐等様々な症状が現れますが、顔や口、食道が腫れる事により気管が狭くなり呼吸困難となって命に関わる症状(アナフィラキシー症状)が出る事があるのです。小学校等の給食で間違えて食べて残念ながら亡くなってしまったというニュースを聞いた事がある方は多いと思いますが、この場合も即時型のアレルギー症状と考えられます。即時型の症状が出た場合はすぐに医療機関を受診して処置を行ってもらう事が大切です。遅延型に対しては医師により判断が分かれる事が多く、遅延型の食物アレルギーは無いという医師もいます。食べ物を食べて2~3日後に顔や口回りに湿疹が出た物に関しては食物アレルギーではなく接触皮膚炎だという見方が多いようです。そしてアレルギーは血液検査を希望する方も多いですが、血液検査だけでは分からない事が多いです。数値的には高い値が出ていても食べたり触れたりしても全く症状が出ないという物があれば、逆に数値的にはあまり高くなくてもアナフィラキシーのような症状が出るという人もいるからです。疑わしい症状が出たら医療機関を受診して正しい対応をする事が大切です。